作家詳細
「ヒロイン」をコンセプトに、ミクストサブカルチャーアートを掲げる現代アーティスト。
福岡を拠点に活動するBackside works. は、1980-1990年代のアニメや漫画など、サブカルチャーの影響を受けたという。
本名、年齢、性別は不詳、顔出しもしていない。
キャンバスへのペイント、シルクスクリーン、ジークレー、そしてステッカーなどありとあらゆるものを駆使し、想像の中のヒロインをキャンバスに生み出すなど、ミクストメディアの現代アートを制作し、ヒロインを描く。
マンガやアニメの制作方法を彷彿とさせるタッチで、連続したセル画の中から1コマ切り出したような、瞬間的な表情の女性のイラストや、少女をモチーフにした作品が特徴的。
そしてまた、サブカルチャーの中でも日本のオタク文化やストリートカルチャーを敬愛し、作品もそれらと親和性が高く、ジャパニーズアニメーションや漫画、グラフィティアートなどの手法を好み、ペン画やスプレーペイントを得意とする。ゲリラ的な作品発表、企業やショップとのコラボも人気を博している。
作品詳細
たかおか画廊ではBackside works.の版画をリーズナブルな価格で取り扱っております。
本作は2022年に開催された「へ、じゃなくてヒロイン!」展にて販売された作品。
Backside works.が植物愛をこじらせて、本作の図柄が使用された美濃焼きの鉢も販売されました。 描かれているのはBackside works.の作品に度々登場するボブヘアの少女「サブカルちゃん」が、 塊根植物の入った鉢を両手に抱え、口をつぐんでいる姿。
サブカルちゃんに重なるように、背景には金の白抜きで「塊根少女」の文字が書かれています。また、本作と同時に背景や表情、手にもつ植物が異なる「多肉少女」も発売されました。