1980年代のアートシーンに彗星のごとく現れた黒人アーティストのバスキアは1988年の夏、27歳という若さで亡くなりました。

アンディ・ウォーホルとの出会いをきっかけに、メジャーデビューを果たし、わずか10年の活動期間に、3000点を超すドローイングと1000点以上の絵画作品を残したと言われている。

作品の多くには20世紀のモダニズム芸術の流れを踏まえ、ジャズやヒップ・ホップ、アフリカの民族や人種問題などのテーマを扱っている。
2017年イギリスでの大規模な個展では、会場の近くにてバンクシーによるグラフィティ作品が個展を軽く皮肉るコメントと共にバンクシー本人の Instagramより投稿されている。

作品１つ１つに強烈な個性が宿っており、見る者は確実に引き込まれていく。
20世紀美術に大きな影響を与え、彼の作品は現在世界中のコレクターから注目を集めている。