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布留の森「大和路三題」より
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東山魁夷(ひがしやまかいい)
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作品仕様Work spec

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作品情報Work Information
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布留の森「大和路三題」より
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東山魁夷(ひがしやまかいい)


技法
木版
ED
450部限定
制作年
1980
イメージサイズ
32.2cm×26.9cm
額サイズ
cm×cm
号数
号
作品の状態
良好
備考
印譜 レゾネ#113(管理番号16-02653)
営業時間 平日10:00~18:00
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作家詳細Biography

東山魁夷先生は昭和、平成、令和である現在でも最も人気のある国民的画家です。
名を世に広めるきっかけとなった「残照」や「道」、「白馬の森」など数多くある代表作は日本中の美術館に所蔵され、生前に作家本人が手がけた版画や没後の復刻版画は今も尚、市場では高い評価で取引されています。また約10年の製作期間を経て奈良・唐招提寺御影堂障壁画「黄山暁雲」は畢生の大作といわれています。
1908年 | 神奈川県出身。本名:新吉 |
1931年 | 結城素明に師事、雅号を「魁夷」とする |
1933年 | 東京美術学校研究科を修了 |
1947年 | 第3回日展出品作が特選,政府買上げ |
1956年 | 第12回芸術院賞を受賞,政府買上げ |
1960年 | 東宮御所大広間の壁画完成 |
1965年 | 日本芸術院会員、日展理事に就任 |
1968年 | 皇居新宮殿大壁画完成 |
1969年 | 第10回毎日芸術大賞を受賞、文化勲章受章,文化功労者 |
1975年 | 奈良唐招提寺の壁画完成 |
1976年 | ドイツから功労大十字勲章を贈られる |
1980年 | 奈良唐招提寺の壁画完成 |
1984年 | 日展顧問に就任 |
1985年 | 西ドイツの学術・学芸の最高のプール・ル・メリット勲章受賞 |
1988年 | 千葉県市川市の名誉市民に選ばれる |
1990年 | 長野県信濃美術館に東山魁夷館が開館 |
1999年 | 逝去、従三位勲一等瑞宝章 |
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作品詳細Work Detail

「秋の大和路を歩いて、穂芒の美しさに心惹かれることは、度々である。 万葉の昔から、現在の私たちにまで続いている日本人の心が、この野辺の雑草への愛惜の情に通じ合っているのを感じる。 ある年の秋、石上神宮の北側を流れる布留川沿いに少し歩いて、群がり聳える杉の森を眺めた。 ひとむらの芒の穂が白銀に光って、暗い森を背景に鮮やかに浮び、わずかな風に揺れていた。」(作者詩文) 原画は1973年制作の習作「布留の森」 東山魁夷館蔵