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荒木経惟

(アラキ ノブユキ)

「天才アラーキー」の愛称で知られる日本を代表する写真家兼現代美術家。
愛妻を亡くして以降、妖艶な花々やヌード空景、食事、東京の街、飼い猫、様々な被写体から強烈なエロス(生/性)とタナトス(死)が漂う独特の写真世界を確立し、今日に至るまで500冊を超える写真集を上梓してきました。

そのような荒木の作品の中には過激なものもありますが、昭和から令和にかけて長く私たちの感受性を揺さぶってきました。

1940年 東京都大東区に生まれる。 父・荒木長太郎はアマチュアカメラマンとして活躍しており、 荒木がカメラの道を志すきっかけとなる
1963年 千葉大学工学部を卒業後、電通に入社し広告カメラマンとしての活動をスタート
1964年 平凡社第1回「太陽賞」受賞
1971年 電通の同期であった青木陽子と結婚。 陽子は荒木の作品の中でもとくに有名な被写体として知られている
1972年 電通を退社しフリーのカメラマンとなる
1981年 有限会社アラーキー設立
1986年 スライド写真と音楽を同期して投影するライブパフォーマンス「アラキネマ」の制作開始
1990年 愛妻・荒木陽子が逝去。 亡くなった妻の姿を写した写真集「センチメンタルな旅 冬の旅」 が発刊され、賛否両論がわかれ話題となる
1999年 個展「センチメンタルな写真、人生」(東京都現代美術館)
2008年 オーストリア政府より科学・芸術勲章受章
2013年 異日芸術賞受賞。 右眼網膜中心動脈閉塞症により右目の視力を失う
2014年 左目だけでの写真を落とし込んだ写真集「左眼ノ恋」刊行
2017年 東京都写真美術館総合開館20周年記念展「荒木経惟 センチメンタルな旅1971-2017-」
取り扱い点数 7点
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜日・祝日・年末年始・夏季 第2・4土曜日(変動の場合あり)

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