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蜷川実花

(ニナガワ ミカ)

写真家・映画監督・クリエイティブ・ディレクターとして活躍するアーティスト、蜷川実花。

蜷川実花と言えば、鮮やかな原色を使った独特の色彩美、極彩色の世界観を想像する方も多いのではないでしょうか。
誰か見ても蜷川実花の作品だと分かるほど、唯一無二のオリジナリティを持っています。
また被写体には、色彩に富んだ花や金魚を選んでいることが多いことも特徴です。

「とどめておけないものを写真で残す」ため、うつろい ゆく生の一瞬の輝きを鋭敏にとらえ、この世のものではないような色彩で創出する作品世界です。
フィルムにこだわり、色を一切編集しないで生み出される極彩色の作品は、視覚的な鮮やかさを超え、作家自身の視点を見る者に鮮烈に印象づけます。

1972年 演出家で映画監督の蜷川幸雄と元女優でキルト作家の真山知子の間に生まれる。多摩美術大学美術学部のグラフィックデザイン学科に進学
1994年 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科を卒業、在学中に数々の賞を受賞
2001年 第26回木村伊兵衛写真賞を受賞(木村伊兵衛写真賞は「写真界の芥川賞」と呼ばれることもある権威ある賞)
2007年 「さくらん」で映画監督デビュー、第57回ベルリン国際映画祭や第31回香港国際映画祭に特別招待作品として正式出品される
2008年 回顧展「蜷川美香 地球の花、天国の色」で18万人以上の来館者を記録
2012年 監督を務めた「へルター・スケルター」では新藤兼人賞を受賞
2016年 台北現代美術館で開催の大規模個展「蜷川実花展」で13万人近くの来館者が訪れ、美術館の新記録を更新
2016年 東日本上越新幹線「GENBI SHINKANSEN」の車両外観(エクステリアデザイン)を担当
2020年 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事に就任
2022年 CLAMPの大ヒットコミックを映画化した『ホリック xxxHOLiC』を発表
取り扱い点数 1点
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜日・祝日・年末年始・夏季 第2・4土曜日(変動の場合あり)