土屋仁応

学生時代に学んだ仏教彫刻の伝統的な技法を使い、神秘的な動物の木彫作品が注目をされている。
思わず触れたくなる、その柔らかでしなやかな曲線と質感には鑑賞者の誰もが立ち止まり、目を奪われてしまう。
制作における、意欲や発想は、「美術は好きでしたが、生物や文学や歴史など、美術以外の分野で好きだったことから得るヒントを作品に還元しています」と作家は言う。